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EPA

青魚に豊富に含まれるEPAは、血栓の予防などを目的に、医療現場でも一般的に利用されている成分ですが、実はダイエットにも効果的と言われています。実際にどんな効果があるのか見てみましょう。

脂肪燃焼システムを活性化するEPA

EPAとは、青魚に多く含まれる成分の一つ。健康を維持していくうえで欠かせない「必須脂肪酸」に分類されます。人の体の中では自然に合成されない成分のため、食事やサプリメントなど外部からの摂取が不可欠です。

EPAは、同じく青魚に多く含まれる必須脂肪酸DHAとともに「血液をサラサラにする効果」で特徴的で、動脈硬化の予防を目的に医療現場でも利用されています。

また近年の研究で、EPAには血液サラサラ効果のほかにも、炎症の抑制、アレルギー症状の緩和、感染症の予防、精神の安定などといった効果があることが分かっており、「小児喘息の患者にEPA・DHAを10ヶ月摂取させたところ、喘息症状スコアが改善された」などの例が知られています。

EPAのダイエット効果

EPAには、良く知られた血液サラサラ効果に加えて、ダイエット効果もあることも分かってきています。

脂肪を燃焼させる「褐色脂肪細胞」を活性化させる

人間の肩甲骨の間の辺りには、体温を上げる「褐色脂肪細胞」があります。運動などで褐色脂肪細胞が活性化すると、リパーゼという酵素が作られて、このリパーゼが脂肪を燃焼させてくれることが知られています。 EPAを摂ると褐色脂肪細胞が活性化して、脂肪が効率良く燃焼されます。昔ながらの魚と野菜の食生活がダイエットに効果的と言われる理由のひとつは、日常で無理なくEPAが摂れるからなのです。

体脂肪増加を抑えるホルモンの分泌を促進

EPAを摂取すると、GLP-1というホルモンの分泌が促進されます。このGLP-1は、血糖値を下げて、満腹中枢を刺激して食欲を抑える働きと、体脂肪の増加を抑える働きがあります。胃での消化もゆっくりになるので、長時間食欲が抑えられて、無理なく食事の量を控えることにもつながります。

EPAを摂るタイミング

サプリメントとしてのEPAは食品に分類されるので、どのタイミングで摂取しても問題ありません。ただ、もしダイエット効果を狙うのならば、食後に摂取するのがおすすめです。

食後は血糖値が急激に上がり、体脂肪が蓄積しやすくなります。血糖値を上げないために、体内ではGLP-1というホルモンが分泌されるのですが、EPAはこのGLP-1の分泌を促進してくれます。結果、血糖値の急激な上昇が抑えられ、体脂肪がたまりにくくなってダイエット効果につながる、というわけです。