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間違ったダイエット法

間違ったダイエット知識

一般に言われているダイエット知識の中にも、間違ったものが少なからず紛れ込んでいます。
ダイエットは、身体にとっては大きなイベントです。間違った知識を信じて無理にダイエットを進めてしまっては、ともすると健康を害してしまう恐れがあります。ダイエットは、正しい知識に基づいて行なうのが鉄則なのです。
以下では、ネット上などでよく見る「間違ったダイエット知識」を紹介します。くれぐれも実戦しないよう注意してください。

食事制限だけしていれば痩せる

食事制限にダイエット効果があることは確かです。ただし、それは正しいやり方に従った食事制限の場合です。やみくもに極端な食事制限をしてしまうと、一時的に体重は減るかも知れませんが、その後、普段の生活に戻ったとき、急激にリバウンドすることは必至です。リバウンドしたことに焦って、極端な食事制限を再開してしまうと、今度は様々な健康被害に発展する可能性があるでしょう。
食事制限でダイエットをするならば、まず「今まで余分に摂取していたカロリーだけ削る」といった程度から始めるべきでしょう。くれぐれも、基礎代謝に必要なカロリーまで浸食するような食事制限はしないようにしてください。

朝食を抜けば痩せる

朝食抜きダイエットは、意外に実践している人が多いようですが、朝食を抜いてもあまりダイエット効果は期待できません。
人は、睡眠時にも多くのカロリーを消費しています。そのため起床した直後は、本人に自覚があるかないかに関わらず、体は飢餓状態となっています。ここで朝食を抜くと、昼食時には飢餓状態がさらに悪化し、昼食で摂ったカロリーの吸収率を格段に高くしてしまいます。
昼食時、私たちはラーメンや丼もの、定食など、意外に高カロリーなものを食べがちです。そのため、たとえ朝食を抜いて1日2食にしたとしても、体に吸収されるカロリーの量はかえって多くなることがあるのです。
ほとんどの相撲部屋では、力士をより太らせるために1日2食にしています。1日2食は、太るのです。

単品ダイエットがいいらしい

バナナダイエットやリンゴダイエット、キノコダイエットなど、単品ダイエットというものが一時は大ブームとなりました。
この単品ダイエット、決して悪いものではないのですが、多くの人が単品ダイエットの方法を誤解しているようなので注意しましょう。
単品ダイエットとは、1日の食事の中の1回を単品に置き換えるというダイエット法です。これを誤解して、3食すべて単品で済ます人がいると聞きます。これは、ダイエット法ではなくデトックス法です。ダイエットとデトックスは異なります。
1日3食バナナだけ、などというダイエット法を継続的に実践したら、急激に痩せることは間違いありませんが、早々に栄養失調に陥ることは目に見えています。
ビタミンやミネラルが欠乏すると、痩せにくい体質になります。あわせて、リバウンドしやすい体質になります。正しい単品ダイエットを実践するようにしましょう。

とにかく運動すれば痩せる

適度な食事制限に加えて、「適度」な有酸素運動を取り入れることは、間違いなくダイエットに良いでしょう。ただし、「適度」ではなく「過度」な運動を取り入れることは、必ずしも効率的なダイエット法とは言えません。
激しい運動すれば、もちろん、その分のカロリー消費効率は上がります。ウォーキングよりも、ジョギングのほうが、ジョギングよりも全力疾走のほうが、カロリー消費効率が高いこと間違いありません。
しかしながら、人が運動で消費できるカロリーは、1日の全消費カロリーのうち、わずか5%程度。カロリーの多くは、基礎代謝で消費されているのです。激しい運動で疲労する割には、効率的なダイエットにつながらないということです。
運動することは悪いことではありませんが、ダイエットの効率性を考えた場合は、ウォーキング程度の軽い有酸素運動をおすすめします。

目標を高く持てば痩せられる

目標を高く持つことは大事なことですが、1ヶ月で10kg痩せるなどといった、極端に高い目標を設定することはおすすめしません。
第一に、栄養不足によって体を壊してしまう可能性があります。第二に、ダイエットが続かない可能性があります。第三に、仮に目標を達成できたとしても、激しくリバウンドする可能性があります。第四に、以後は痩せにくい体質になる可能性があります。
ダイエットに適した減量目標は、1ヶ月で1~3kg程度。キレイな体を長期間キープするためにも、無理なダイエットはしないようにしましょう。

下剤を飲めば痩せられる

体重を減らすために下剤を利用している人がいます。下剤が効けば、確かに体重は減るでしょう。
しかしながら、それは便や水分が外に排出されただけのことで、脂肪が減ったわけではありません。脂肪が減らなければ、たとえ体重は減ったとしても、見た目は変わりません。
ダイエットの目的は、体重を減らすこと自体ではなく、細くキレイな体型を手に入れること。この点をはき違えないようにしましょう。
なお、下剤を長期服用すると、薬効はだんだん薄れてきます。薬の量を増やさなければ効き目がなくなってくるので、長期的には薬の過剰摂取による副作用が懸念されます。

炭水化物(糖質)は絶対悪だ

炭水化物(糖質)の過剰摂取は、最大の太る原因です。そのため、昨今メジャーとなった炭水化物を制限する方法は、ダイエット効果が期待できると考えて良いでしょう。
一方で、ダイエットのために炭水化物を一切排除する人もいるようですが、炭水化物の完全排除は、逆にダイエットに良くありません。
炭水化物は人間の全活動のエネルギー源です。体を動かしたり頭を使ったりする際だけではなく、代謝をする際にも血行を維持する際にも、炭水化物がエネルギー源となることを忘れないでください。
炭水化物を一切摂らないダイエット法は、代謝不良や血行不良を招き、痩せにくい体質を作る可能性があります。

果物をたくさん食べれば良い

動物性のものを中心に摂ると太り、植物性のものを中心に摂ると痩せる、といったイメージを持っている人がいるようです。これは誤解です。
種類にもよりますが、果物には糖質が多く含まれています。糖質を過剰に摂取すると体内で脂肪に変化し、蓄積されます。つまり、果物を過剰に摂取し続けると、太るということなのです。植物性だから太らないというのは神話です。
「バナナダイエット」や「リンゴダイエット」などという言葉の印象から、果物ならなんでも痩せられると連想しないようにしましょう。

タンパク質を摂れば痩せられる

タンパク質(プロテイン)をたくさん摂取すれば痩せられる、と思っている人もいるようです。かつてプロテインダイエットが有名になった影響もあるのでしょう。
タンパク質を摂取すれば痩せられるというのは、誤解です。タンパク質は筋肉の元となる成分。タンパク質を摂取して筋トレを行ない、筋肉をつけることで基礎代謝を上げて痩せる、というのがプロテインダイエットの目的です。タンパク質を過剰に摂るだけで体を動かさなければ、むしろ太る可能性もあります。
ダイエットのためにタンパク質を摂取するならば、体を動かすこと、特に筋トレをすることを怠らないようにしてください。

間違ったダイエットの
危険性と健康被害

間違ったダイエットを強行し続けると、様々な健康被害がもたらされる危険性があります。多々ある健康被害のうち、ここでは代表的な4つについて詳しく見てみましょう。

骨粗鬆症

骨粗鬆症は、カルシウム不足やビタミンD不足が原因で発症する病気。初期のころは自覚症状がありませんが、進行してくると腰や背中に疼痛を覚えたり、骨折しやすくなったり、脊椎が変形したりなど、骨に関わる様々な症状を持つようになります。
骨は、一般に10~20代で活発に作られると言われているとため、この時期に極端なダイエットをしてカルシウム不足、ビタミンD不足となると、将来的に非常に危険です。無理な食事制限などをせず、なおかつ栄養バランスをよく考えたダイエットを実践しましょう。

脂肪肝

脂肪肝とは、一般にアルコールをよく飲む人や太っている人、隠れメタボの人などが発症する自覚症状のない病気。進行すると肝硬変や肝臓がんへ至る可能性があります。
一見、ダイエットとは正反対のイメージのある病気ですが、実は急激なダイエットを行なう人の中には、ダイエットが原因で脂肪肝へ至るケースも珍しくありません。
急激なダイエットを行なうと、体中の筋肉や脂肪がエネルギーに変わって血中へと流れてきます。同時に、肝臓は飢餓状態であると誤認し、血中に流れ出たエネルギーを積極的に肝臓にため込もうとします。結果、脂肪肝になるといった流れです。ダイエットを行なう場合には、急激ではなくゆっくりと行なうのが基本です。

婦人科系の疾病

婦人科系の疾病には月経不順や無月経、無排卵など様々なものがあり、それらには複雑に入り組んだ色々な原因があります。
ただ、どんな原因が引き金になったのであれ、体内で女性ホルモンの異常が起こっている点では共通しています。
過度なダイエットによる栄養バランスの乱れは、女性ホルモンのバランスを崩し、これら婦人科系の疾病を招くことで知られています。ダイエットの末、月経不順になったという話は決して珍しくありません。最悪の場合は不妊にいたるケースもあるので、過度なダイエットは控えるべきです。

摂食障害

摂食障害とは、何らかの原因で脳の中にある摂食中枢と食欲中枢のコントロールが乱れる病気。具体的には、過食症や拒食症といった症状として現れます。
摂食障害の原因には、ストレスや栄養バランスなど様々なものが指摘されていますが、特に大きな原因とされているのが食事制限によるダイエットです。これまでとは違った異常な食習慣が展開されることで、脳が食欲の正常なコントロール機能を失うためと言われています。無理な食事制限によるダイエットは控えるべきです。